パノラマトレッキング




麓から続く深い森を抜けると、
潅木の間に白骨木が点在するようになります。
さらに高度を上げれば、花崗岩の
奇石・巨石がつくる独特の風景に出会えます。
また、初夏にはヤクシマシャクナゲの花が、
彩りを添えてくれます。山々の展望を楽しみながら、
その向こうにぐるりと海を望める、
そんなところは屋久島ならではです。

太忠岳コース
(歩行8時間)

標高1497メートルの山頂には、天柱石とよばれる40メートルほどの巨岩が、まるで台座の上に鎮座する観音像のように天空に向かって屹立しています。
また、江戸時代の伐採跡である天文の森など、鬱蒼と苔むした森が続く登山道には悠久の時が流れているようです。

愛子岳コース(歩行8時間)

屋久島空港より眺められる独立峰。
登山道入り口から山頂にかけての尾根筋は、国立公園特別保護区・世界自然遺産登録地としてしっかりと守られています。
視界をさえぎるもののない1235メートルの頂上からは、屋久島の主稜線が一望でき、海に目をやれば、種子島を間近にのぞむことができます。

花之江河・黒味岳コース
(歩行8時間)

標高1630メートルにある花之江河は日本最南端の高層湿原。 このあたりから矮小化した固有の植物などが多く見られるようになります。厳しい気象条件のもと、ねじれ曲がった芸術品のような杉の古木が林立する様は、まさに日本庭園のようです。さらに1時間ほど高度をかせげば1831メートルの黒味岳山頂に立ちます。宮之浦岳へとつづく稜線を眼下に、遠く永田岳まで見渡せる大パノラマは圧巻です。


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